テレワーク(リモートワーク)について
今話題のテレワーク(リモートワーク)することになりました。
なぜテレワーク?
妻と別居して子供二人を育てることになったからです。
テレワークの制度自体が会社にまだありませんでしたが、
事情を説明し、特別に許可していただくことができました。
導入について
私はプログラマーで、自分のPCに接続さえできれば仕事内容は完結できます。
TeamViewerで自宅から会社のPCに接続して、
社内と全く同じ業務ができています。
TeamViewerが神すぎます。
あらゆる操作が、接続先のPCと全く同じようにできます。
特殊なツールやキーボード設定が入っていても大丈夫です。
コミュニケーション
コミュニケーションが一番の問題だと思います。
もともとチャットで仕事を進めるスタイルだったので、
基本的には、いる場所はほとんど問題になりませんでした。
会議や、わかりづらい内容の説明の場合は、Skypeでビデオ通話して補完しています。
ただ、となりの人と雑談したりする機会がなくなって、少しさみしいです。
1日の流れ
7:00頃起床。
洗濯機を回す。
弁当があれば作り始める。
長男(小学生)が8:00に登校するため、7:30までには起こさないといけない。が起きない。
朝食と水筒などの準備をする。
8:00長男を送り出す。
次男(幼稚園)はようやく朝食を食べ始める。
この間に洗濯物を干し、布団を上げる。
8:30次男を幼稚園バスに乗せる。
ついでに近所のスーパーに買い物に行く。
9:00夕食の仕込み。
9:30掃除など。
9:45頃にはPCの電源を入れて仕事の準備。
10:00業務開始。
14:00昼休憩。夕食の残りを作る。(炊飯、サラダなど)
15:00休憩終了。
15:30頃、子供2人が帰宅。
子供は宿題、おやつ、ゲームなど、このあたりは自分でしてくれる。
18:00子供たちは風呂。
19:00業務終了。作っておいた夕食を出す。
食後、自分の風呂と洗い物。
21:30頃まで各自自由に過ごす。
大体一緒にゲームしている。
22:00頃、子供たちを寝かせる。
自分も寝てしまうか、起きれた場合は勉強したり趣味の時間。
よかったこと
通勤時間(往復2時間)がすべて使えるのはかなりうれしいです。
家事は以前からもやっていたのですが、起床時間が今よりも1時間早く、
早朝から夕食の準備をしていました。
食事の準備と掃除がちょうど通勤時間に収まる感じで、うまくいっています。
そのおかげで睡眠時間も十分に取れています。(少し寝すぎ?)
毎日、子供たちと一緒に食事できるのも良いです。
以前はどんなに早く帰っても、平日は20:00帰宅なので、
一緒に食事することは不可能でした。
問題点
やはり収入面はマイナスです。
以前は結構残業していたのですが、在宅勤務になると家事の都合もあって、
ほぼ定時退社になり、その分マイナスになります。
評価についてはまだ未知ですが、
在宅ということがプラスになることはなさそうな感じです。
アウトプットで純粋に評価してもらえればいいんですが、
子供の面倒を見ながら仕事をしている、という事情を相対的にみると、
効率は下がるでしょう、ということは言われています。
社内で仕事していても、長時間トイレから帰ってこなかったり、
雑談していたり、コーヒーブレイクを頻繁にとったりと、
効率が100%発揮されているわけではない人もいるので、
そこで判断はできないと個人的には思うんですが。
見られていない分、ちゃんとやっているところをしっかり見せないといけないという
プレッシャーがあり、逆に効率上がってるかもしれません。
そこは無理を言って在宅勤務させてもらっているので、
ある程度は呑まないといけないところではあります。
あと、通勤時間と同等程度には家事はあるので、
自分の時間が逆になくなっています。
以前は通勤中に本を読んだりできたのですが、その時間が取れない。
家事を効率化しないといけないです。
ルンバと食洗器がほしい。
今後について
やはり人間、直接会わないと疎遠になっていきます。
仕事は人とするものなので、周囲の人と良い人間関係を築くことが重要です。
単純に顔を合わせるかどうかだけで、親密度が変わるという話もあります。
毎日顔を合わせているグループと、テレワークで仕事をしている人は、
やはり同じ温度の人間関係は築けないと思います。
今のテレワーク制度では、仕事は通常通りこなせますが、
コミュニケーションに関しては十分とは言えないと感じました。
子供が大きくなれば、やはり出社する方向に変えていく必要があるのかもしれません。
制度として一般化するとしても、家庭の事情(介護など)で、
緊急時にテレワークが利用できる、という制度が限界のように思います。
全員がテレワークになれば、そういった差もなくなっていくのかもしれません。